鮭酒造は、これから酒蔵を建てようとしている酒づくり集団です。
　蔵が建つまでは、友人の酒蔵の軒先を借りて、この冬から酒造りを始めます。

　千葉県香取郡多古町。この小さな町に蔵を建てます。多古町は成田空港に近く、千葉県の米どころとして知られています。私たちは今、酒蔵建設予定地の開墾を行っています。これからじっくり3～4年をかけて、小さくても素敵な酒蔵を作ろうと、仲間5人で汗をかいています。 酒蔵が建ったら、私たちは蔵の扉を大きく開き、酒造りの自由を実現しようと思っています。なぜなら、酒造りは楽しいからです。こんなに楽しいことは他に無いのでは？と思います。 そして、酒は自然からの贈りものです。自然に感謝し、自然と共に生きる豊かさを、酒蔵を拠点に味わいつくそうと考えています。 農園をつくり、田畑を耕し、果樹を植え、小さな畜産や森づくりも行いたい。そのためにも先ずは酒蔵を建てるべく、土地の開墾を始めました。もし良かったら、一緒に酒蔵を建てませんか？

　

私たちの酒づくりは薪割りから始まります。

燃えさかる薪の炎で湯を沸かし、米を蒸します。

炎の音、煙、蒸し米の甘い香り、立ち込める蒸気に五感が目覚めます。

酒づくりの主役は目に見えない無数の菌たち。乳酸菌、麹菌、酵母菌…

彼らの営みに耳を傾け、そっと寄り添う。

米が溶け、甘くなり、ゆっくりじっくりお酒は変化していきます。

お酒と響き合い、造り手もまた変化する。

発酵。お酒も人も美味しく変わります。

酒づくりは楽しい！

つくるからこそ味わえる、豊かな気持ち。

この楽しさと豊かさを、ひとりでも多くの人と共有したい。

だから、「みんなの酒蔵」をつくります。

少量からの酒づくりを受け入れて、酒造りの自由を実現します。

あなたがつくる、あなたが楽しむ、あなたのお酒づくり。

そしてこの場所が、あなたにとって、もう一つの「ふるさと」に

なればこんなに嬉しいことはありません。